香川ではなぜゲーム禁止条例を?内容や目的は?罰則はある?

香川県で採用されることが決まったゲーム禁止条例。正式名をネット・ゲーム規制条例と言い、18歳未満のゲームプレイ時間を平日では60分、休日は90分までとしスマホの利用は22時までに終了することを保護者に求める規約となっています。

なぜ香川県ではこの様な条例が定められたのでしょうか?また、従わない場合には罰則はあるのでしょうか?

香川県で定められたゲーム禁止条例について見ていきましょう。




香川県で定められたゲーム禁止条例とは?内容や目的は?

まずは今回香川県で定められたゲーム禁止条例の内容について見ていきましょう。

同条例は18歳未満を対象として、ゲームの利用時間を1日60分、休日は90分までとし、スマートフォンは中学生以下が21時まで、それ以外は22時までとする目安を設け、家庭内でのルール作りを促している。なお、学習目的での利用についてはその限りではない。

今回、制定されたゲーム禁止条例は18歳未満が対象となっており、ゲームの利用時間は平日60分、休日90分とし、さらにスマートフォンは中学生以下が21時まで、それ以外は22時と規定されています。

ゲーム禁止条例の内容
  • 対象は18歳未満
  • ゲーム利用時間は平日60分、休日90分
  • スマホは中学生21時まで、それ以外22時まで

香川県がこの様な条例を制定した理由はWHOがゲームを優先する生活が1年以上続く生活をゲーム障害として疾病と認定したことに始まりました。

この報道に以前から生活習慣改善に関するキャンペーン報道を展開していた四国新聞が着目し、その結果、香川県が今から約1年前の2019年春に議員連盟が発足。ゲームの過剰な利用による学力や体力低下、慢性的な睡眠障害などを防止するために、ゲーム禁止条例制定へと向かいました。

ゲーム禁止条例の目的
  • ゲームの過剰な利用を抑制
  • 学力・体力の低下、慢性的な睡眠障害防止
  • 生活習慣改善の為

議論が進む中でゲーム依存性への科学的根拠が乏しいことやパブリックコメントが非公開(後に一部公開)だったことが問題となり大きな注目を集めていましたが、賛成多数を理由に可決が決定し、香川県では2020年4月1日よりネット・ゲーム規制条例が制定される事となり、話題を読んでいます。




ゲーム禁止条例に罰則はある?

今回制定されたゲーム禁止条例ですが、罰則規定はなく理念条約となっている事も発表されています。

罰則はありません。規制と聞くと全てをチェックする印象を持つと思いますが、そのようなことはしません。子供がゲームなどをする場所はほぼ自宅だと思うので、実質的には各家庭でのルール作り、ネットのフィルタリングなどに役立ててもらうことになるのではないでしょうか。

条例とは地方公共団体(今回は香川県)が国の法律とは別に定める規則の事を指し、罰則を設けることは可能です。

条例により課せられる罰則は、地方自治法14条第3項の規定により、2年以下の懲役・禁錮、100万円以下の罰金、拘留、科料もしくは没収(以上刑罰)又は5万円以下の過料に制限されている

しかし、今回のゲーム禁止条例はあくまで家庭内でルールを設けるために制定された条例であり「努力目標」としての位置づけとなっています。

家庭内で親がゲームの時間などをコントロールすることが求められますが、非常に難しい事は皆さん納得できると思います。その為に条例によって目安を決めることで学校や家庭でより指導しやすくなることを考えての条例制定となっているようですね。




ゲーム禁止条例についてまとめると

今回は香川県で制定されたゲーム禁止条例についてまとめてみました。

香川県で制定されたゲーム禁止条例ですが、子どもたちの学力・体力の低下や睡眠障害などを防止し、生活習慣改善を目的として定められました。また、ゲーム禁止条例には罰則はなく各家庭のルール作りのための「理念条約」となっています。

賛否両論や様々な問題点が指摘されながら可決されたゲーム禁止条例は2020年4月1日より施行される予定です。

新年度を迎え、この条例がどの様に機能していくのか。今後暫く香川県からはゲーム禁止条例に関する話題が尽きないでしょう。今後の成り行きにも注目して見ていきましょう!


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